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あの日あの時 2004年10月23日 みんなの体験談 地震 城内 58歳女性
2005年7月号 あの10月23日土曜、5時56分。今思い出しても、ほんの数秒、あるいは数分かもしれないが、私の記憶は飛んでいる時間帯がある。頭の中が真っ白!「横ゆれ」するのが地震であって「縦ゆれ」はいったい何・・・?私の中ではとても地震とはおもえない・・・何が何だかわからない出来事だった。
夕食時、我家に娘夫婦が子供を連れて遊びに来ていた。別室にその孫を寝かせて私達は夕食を食べ終わり、雑談をしていた。私が様子を見に部屋に入ると、孫は起きて部屋の中をキョロキョロ見まわしていた。
そこから孫を連れだし、娘に渡したその5分後に、あの6強の揺れ!
その孫の前にテレビが飛んできたが、すんでのところで命びろい。さきほどまで孫が寝ていた部屋のタタミの上には壁がくずれ落ちていた。もし、そこにまだ孫が寝ていたら・・・と思うと背筋がさむくなり、とり肌が立つ。
2度も命びろいしたその孫も、今では1歳3ヶ月。チビではあるが元気そのもの。子供用のクルマにまたがり、はりきっている。
自然の前には人間は何もする事ができず、ただボーゼンとするだけ。田、畑、家をもぎ取り、大切な人までも奪い取ってしまう、あのエネルギーの大きさには、ただ恐ろしいとしか言えない。でもいつまでもクヨクヨしてもしょうがない。この地震をバネに皆で力を合わせ、助け合い、また緑豊かな小千谷のまちになると私は信じている。
最後にこの地震で肉親を亡くされた皆様に心よりおくやみ申し上げますと共に、お亡くなりになりました方々にはどうぞ安らかにおやすみ下さい、と手を合わせている。 |
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あの日あの時 2004年10月23日 みんなの体験談 目がさめた 桜町 20歳代男性 2005年7月号
仕事が終わり、家に帰ったのは午後2時くらいでした。夕方からピアノ教室のためそれまで休もうとベッドへ入り眠りました。ピアノ教室は6時からで、私が起きた時間は5時50分でした。
急いで準備をし家を出た瞬間小さな揺れは徐々に大きくなった。周りの窓は割れ、電柱は倒れ、立っているのがやっとの中自分の足に鉢植えが倒れ、ケガした事に気付いたのは揺れが治まってからでした。
辺りに光はなく薄暗い中、悲鳴や赤ちゃんの泣き声「助けてください」と助けを求める声。目だけではなく耳でもこの悲惨な状況を感じ、頭の中は真っ白になりました。
さっきまで眠っていた私は映画のような景色の中、目が覚めた。 |
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あの日あの時 2004年10月23日 みんなの体験談 あの日・あの時 真人 50歳代女性 2005年8月号
私共夫婦の念願だったハワイ旅行から3日前に帰ってきました。その写真をみながら家族7人揃って賑やかにしていたのです。その時何が何だかわからないあの揺れ、すぐに外に出たものの、道路にしゃがみこんでいる嫁と孫が素足なのに気づき、まずズックを取りにゆき、つづいて毛布、後はなにも頭に浮かばず、急いで車に乗り避難所の南中学校に向かいました。
次々に集まってくる車の様子に道は寸断され、何処にもいけない事だけは理解出来ましたが、家がどうなっているか、これからどんな事がまっているのか、寒さも加わり不安でなりません。しかし、幼い孫達の前で不安そうな顔を見せまいと、気を張っていました。
そのうち大勢集まっている心強さと揺れに少しなれた事もあり、なにもかもお見通しの様な、あの日の青いお月様に向かって「何でもきやがれ、バカヤロウー」などと吠えていたことが思いだされます。
それからは近所の人達との1週間ほどの共同生活でしたが、頭では解っていたいた「人間1人では生きられない」の言葉が骨身に染みる体験となりました。
皆様に感謝です。 |
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あの日あの時 2004年10月23日 みんなの体験談 その時私は 上坪野 50歳 2005年9月号
震災から10ヶ月、まだあの時の事ははっきり覚えています。夕食の支度をしていた時ドーンという音と、グラグラすごい揺れ、立ちつくしてしまいました。その後も揺れは続き、玄関から出ようとしても、戸がはずれて思うように出れませんでした。やっとの思いで外に出れても揺れがひどく立っていることもできず、地面に座っていました。揺れが続くので寒くなってきても家に入れず、落ち着いて家に入ったのは11時頃だったと思います。
震災の話をするとつきることはないです。でも過去ばかり振り返っても何も変わらない。前を向いて行動を起こすしかないと思っています。
仮設生活は冬・夏と厳しい環境と聞いています。頑張れば春は必ず来ると思います。みんな一緒に力を合わせてのりきりましょう。
フレーフレー小千谷! |
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