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かる旅 「え」

「越後の 算者 佐藤雪山」
佐藤雪山は、通称虎三郎と言い、江戸時代後期の和算家である。
日本古来の数学である和算を研究する者たちを 和算家と呼び、 この和算の文化は江戸時代後期に最も輝いた。
まさにそんな和算の全盛期に小千谷の縮商「金沢屋」に生まれた佐藤雪山は、江戸で数学者の長谷川寛に算術を学んだ。
長谷川寛は明治時代に和算の教科書として使われた『算法新書』の著者として知られるほどの有能な和算家であった。
彼に学んだ佐藤雪山自身も『算法円理台』などを著しており、現在も日本学士院に保管されている。
後年、日本人として初めてノーベル賞を受賞した物理学者の湯川秀樹博士に、彼をして、「今に生きれば、間違いなくノーベル賞を 受賞したであろう」と言わしめた。

スポット情報
名称:佐藤雪山顕彰碑/住所:小千谷市船岡公園内/駐車場:有





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