小千谷の食といえば「へぎそば」、「手振りそば」とも呼ばれる。
へぎそばは「へぎ」という大きな木の器に盛りつけることからの由来。手振りそばは、ゆでたそばを水から上げるときに、小さく一掴取り、手を振るように盛りつける動作からの由来。
昔から歳暮や新春の祝いの食事に、細く長くという願いを込めた縁起物として出され、冠婚葬祭の折にもそばでもてなす風習がある。なめらかな喉越し、シコシコとした食感が特徴。
そば粉のつなぎに「布海苔」という海藻を使用。これはもともと小千谷縮を織る際に糸の糊付に使用していたもの。小千谷そばは、織物のまちならではのそば。

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