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かる旅 「よ」

「よい子には やさしい顔の 愛染明王(あいぜんみょうおう)」
川井地区にある駒形山妙高寺の本尊で、鎌倉時代(1300年頃)の作と言われている。
獅子頭をいただき、髪を逆立て、眼は3眼、手は6本、高さ117cmの檜の寄木造坐像である。今は香の煙で黒くなっているが、もともと、美しい朱色に塗られていた。
もとは伊豆国田中荘の愛染堂に安置され、田中義房が内ヶ巻城の守護仏として、この地へもたらしたという。愛染堂の一部は大正13年に火災により焼失したが、昭和10年に新納忠之介によって復元された。また、河川交通が盛んであったころは通船業者や漁業関係の人々が熱心に信仰していた。船が川口の合流地点で遭難し、必死に蔵王権現と愛染明王に祈ると危うく難を逃れた話が数多く残っている。
国の重要文化財に指定されており、毎月26日が月例祭、1月1日〜1月3日、また愛染明王大祭として6月の第2土曜日に御開帳が行われる。
スポット情報
名称:駒形山妙高寺/住所:小千谷市川井114/駐車場:有/ホームページ: 妙高寺公式サイト



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